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  • 2015.01.02 Friday
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もういいじゃないか

評価:
---
東邦出版
¥ 1,030
(2014-12-22)

2014年の大晦日は、前田日明 格闘技人生45周年「MEGA BATTLE LEGEND 2014大晦日➖前田日明に触れてみよ。 ZERO」というイベントに出かけた。(この日は試合ではないが)会場に足を運ぶのはヴォルク・ハンの引退試合の時以来だ。
最初は谷川貞治、ターザン山本という関わりの深い元編集長たちが登場。とりわけ後者は嫌悪感を大きく抱いていた時期もあったので、前田の笑顔が感慨深かった。

後半は縁の深い”選手たち”が登場。桜庭和志から船木誠勝、佐竹雅昭、鈴木みのるといった面々。どの回も面白かったが、佐竹は久しぶりにあの明るいやり取りが聞けて良かった。最もインパクトがあったのは桜庭との回で出た話か。船木の回には藤原喜明が参加したが、船木だけだと朴訥とした感じになってしまっただろうか。
トリを務めたのは鈴木みのるだが、現役選手として大物になっていると聞いている鈴木を、今のプロレスを見ないから全く知らない。しかしリングインの時に定番コールのようなものがとんだから、少なからずこの日集まったファンの中には今のプロレスを見ている人もいるのだろう。

元UWFとなると、どうも話が”解散劇”にいってしまう。イベント進行もその方向にもっていくのは、ファンもそれを望むからなのだろうが、もはや大昔の事だ。いやそれ以上にあれがあったからこそRINGSが生まれ、パンクラスとUインターも生まれた。あの当時のファンは純粋にUWFに試合が楽しかったのだろうか? 正直この日の私の大きな楽しみは前田日明が選ぶリングス ベストバウトで、ダイジェスト映像を見るとあの興奮と感動が蘇ってきた。しかしどうやら大勢の関心は未だにあの未来無きUへの哀愁なのに対し、毎回少し気落ちする自分がいる。

鈴木みのるがやんわりと書いているが、やっぱり未来だ。前田もRINGSがある頃には「もうUの事とかどうでもいいやんけ」と取り合わないそぶりを見せていたが、今はその気持ちを支持する。
どうせ思い出話なら直接闘った事がない選手がほとんどだから難しい面もあるだろうが、例えば藤原と船木はヴォルク・ハンと顔を合わせている。また試合ではないもののアマレス出身でそっち系の選手との対戦をかつては希望していた鈴木には、カレリン戦の話題にするとかあるだろうに。マニアック過ぎてダメか。でももう、UWFの解散の話なんていいんじゃないか。

 

安生、宮戸、中野に語って欲しかった事

UWFスネークピットジャパンで行われた、安生、宮戸、中野のトークショーに行った。プロレス、格闘技系のイベントに足を運ぶのは久しぶり。
旧UWF(ユニバーサルプロレス)から新日本プロレスとの業務提携時代、新生UWF、そしてUインターへと時系列で話が進んでていく展開。
旧UWFと新日本との提携時代はかなり楽しめた。しかし話が新生UWFからは一変。ほぼ分裂などの政治的な話一色になってしまい、あまり楽しめなくなってしまった。

UWFの分裂話に興味が無かったわけでは無い。安生と宮戸が語る会議の真相、中野は何をしていたかは秘話だが、もう過ぎ去りし遠い日。今さらそれを根掘り葉掘り聞きたいとも思わなかった。前半意外なほど饒舌、また記憶もハッキリしていた中野が口数を減らしてしまったのも残念だった。それは安生も同じで、この場に興ざめした風になってしまった。

せっかくの貴重な場だ。選手としてのベストバウト、ライバル、ジャンルを超えて闘いたかった相手なども聞いてみたかった。また前半でゴッチの話こそ出たものの、Uインター時代の名優たち、ロビンソンやテーズ、ホッジにニックといった面々には触れられる事も無かった。できればリングスやパンクラスで興味がある選手なども聞きたかったし、安生や中野には長州と対戦してみての直の評価も語る機会を持たせて欲しかった。また道場最強伝説がある安生の技術に最も影響を与えた人物や、宮戸や中野には前半少し名前が出たマレンコなどU初期のマニアックな外国人についても語って欲しかった。宮戸はファンの聞きたい事を優先して進めてくれたのだろうし、リング内の話をこの場で聞きたい、というファンはおそらくごく少数だったろうからこれは仕方の無い事と諦めるしかない。

もうこの顔合わせは実現の可能性が低いし、安生や中野たちが雑誌のインタビューを受ける機会もほとんど無いだろう。最近過去のファンをターゲットにした雑誌も多く出ているが、大半がスキャンダルや暴露話。最強をうたっていたプロレスがそれだけで語られてしまうのは寂しく、ただ帰り道の高円寺のほのぼのとした雰囲気がそれを埋める救いになってくれた。

若き日々

国際プロレス、あるいはUWFまでが歴史上の団体として特集本が出る昨今に、(日本プロレスは無いものか)と思っていたところ、『Gスピリッツ Vol.31』がこの特集を組んだ。
インタビューで構成するのがこの本の特徴だが、アントニオ猪木が登場したのには驚いた。猪木自身の露出は一般的にあるものの、純粋なプロレス、しかも遠い昔話をするなどという姿は最近記憶に無かったからだ。選手出身では、グレート小鹿と北沢幹之。もっとも北沢の選手時代の事は全く知らず、RINGS時代のレフェリーとしての姿しかリング上は浮かんでこない。

またロイ・ウッドのインタビューがあったのにも驚いた。インタビュアーはもちろん、那嵯涼介さん。昨年末に来日していたらしい。ロイ・ウッドはキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの伝承を伝える数少ない人物。ビル・ロビンソンが鬼籍に入りもはやそれが途絶えてしまったと考えていたのが、こうして続いている事を知ると嬉しい。日本でも京都にジムがあるようだ。
ロイ・ウッドがSWSにコーチとして来日していたという記述もあったが、そういえばそんな事もあった気がする、とおぼろげな記憶が浮かんできた。反UWF教育を週プロにより受けていたわたしは天龍たちを中心にする団体がスネークピットの人物を招へいする事に怒り、またなぜUWFではないのかと思ったものだ。

これに関連して、マイティ井上がインタビューでビリー・ジョイスについて触れ、「強かった」とは言いつつ「今の総合格闘技時代みたいに、打撃なんかが無かったから」という事を話していた。このあたりは総合とプロレスをどう捉えるかで、面白い。
わたしはPRIDEでマリオ・スペーヒーがアンドレィ・コピロフの寝技から”逃げた”と今でも思っている。
SWS時代やPRIDE時代、こんな事を書いていたら(いろんな事に怒って、熱を入れてたものだ)と思う。

200回

200・・・ニヒャク、にひゃく。
この200という言葉が、どうも心にかかる。
「200回以上作製に成功した」
という、恐らくはそれが実在のものであって医療などに実現できても、銀河鉄道999の機械の体なみにわたしには縁遠いだろうからどうでも良いことなのだが、”200回”という数値がパッと出る事が気になって仕方が無い。

大体、こういったやりとりで数値は有効ではあるものの、パッと口で「200回」と言われると(ホンマかいな)と思ってしまう。
そこにきてプロレス者ならきっと思い出したはずだ。
「前田はUWFで終わった男、200%勝てる」
という安生洋二の名言についてだ。

実際、安生は前田日明とは闘う機会が無く、その後も同じ”200%”を口にしヒクソンと闘い思い出すのも嫌な結果になり、のちには「ミスター200%」というキャラでプチブレークを見せた。
この”200”というのが微妙な数字で、”100”や”絶対”を使った方がよほど信憑性がある。
また”500”とか言われるといっきに冗談と思えるが、200というのは何だか本当のようにも思えてくる。
田村や桜庭、金原といった強者は安生とのスパーリングで鍛えられたと口を揃えるし、関係者で安生の実力を低く評する者はいない。「しかし前田にはかなわない」という声は当時多かったが、実はわたしは、闘えば前田はかなり危なかったのではないかと思っていた。終わった男、というのは遠からぬ表現で、実際RINGS(リングス)が旗揚げしすぐに膝を壊した前田は、あの時点で肉体的にはかなり終わってしまった。また団体の長として練習もあまりできていない様子は、あの体の見た目から明らかで、安生に明らかに勝っているのはウェイトだけといった状態だった。

さて、そこで
「200回以上作製に成功した」
という言葉だが、前田と安生の例を見てもわかるようにこれが決して偽りとは思えない。作製自体はこれほどなくても、なんたら細胞はあってもおかしくないと思うのだ。
ガリレオ・ガリレイだって「それでも地球は回っている」と言った訳だし、福来 友吉博士の念写実験だって今もって真実は霧の中だ。
ただ200って、やっぱり微妙な数字ですね。

RINGSへの無念

この本を買った目的は、もちろん前田日明。
(とは言いつつも、ほぼずっと『KAMINOGE』は買い続けているのだが)

UWFが30周年という事で出版ラッシュ(?)だが、どうも実感がわかない。
何だか昨日の事のように思えるからだ。齢のせいか、昔の事の方が鮮やかに思い出せる。あの頃の方が一つ一つに真剣だったせいかもしれない。

真剣だったと言えば当事者である前田日明はその何億倍もあの頃を真剣に生きている。今も「THE OUTSIDER」に対して真剣だから、頭が下がる思いだ。

『KAMINOGE Vol.28』のインタビューは語りつくされたはずの事からまた新たなものが出ていて、興味深かった。どれも既知の事ながら、それが少しずつ深堀されている。
前田はUWFはやりきったと言いつつも、一方RINGS(リングス)にはやり残した事がたくさんあると言う。
実はただ見ている側だったわたしもそれは同じ気持ち。RINGSの凄い外国人を追いながら高田が、山崎が、船木が、鈴木みのるが闘えばどうなるかとい未練は残るものの、面白い展開が見れたかはわからない。分裂した事で他の団体も楽しめたし、RINGS自体も外国人のみでワクワクする世界を見せてくれた。

インタビューの方に話を戻そう。
高田への思いは残念、Tの事については当事者ではないのに怒りがわいてくる。
しかし一番印象に残ったのがRINGSが潰れた原因について。さらりとした箇所だから、人によっては読み飛ばしてしまうかもしれない。何もかもがあからさまになる時代だが、本当の闇はだれも明かしてはくれないものだ。
RINGS者としては高柳謙一、和田良覚のインタビューも必見。
JUGEMテーマ:スポーツ

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