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そこはやはり、未知の世界である

 元週刊ファイトの編集長、井上譲二氏の
近著『「つくりごと」の世界に生きて-プロレス記者という人生』
は、第二次UWF時代の高田延彦とデュアン・カズラスキーの一戦
が”つくられた”試合であったとの回想から始まっている。

(やはり・・・)
深いため息とともに、こんな声が聞こえてくる。
(しらばっくれるなよ。
おまえだって、おかしいと思ってたはずだ。
あんなにきれいな決着が続くもんか。
高田の試合なんてまさにプロレスそのものじゃないか。
前田日明も、ウィルヘルムとソツのないメインだったしな」

勢いにのるUWFが満を持して放った東京ドーム大会「U-COSMOS」。
6大異種格闘技戦と銘打ち、UWFの戦士たちが”世界的な強豪”と
される選手たちと闘い、結果3勝2敗1分け。
ダイジェストでこの模様を伝えたTBS「News23」のキャスター、
筑紫哲也は不機嫌そうにこのニュースを扱い、翌日に結果を聞いた
私の同級生は、明らかな嘲笑を浮かべた。

正統派のプロレスラーとして将来を期待された高田は、アメリカの
アマレスオリンピック代表の肩書を持つカズラスキーと最も上手い
試合を見せた。
山崎はドールマンとジャケット・マッチというエクスキューズを
持たせながら、負け試合に臨んだのだろう。格闘技戦で勝率が良く
ない藤原喜明も、あんなボディビルダーのようなディック・フライ
に負けるはずがない。

しかし・・・。
「あんた、まだそんなこと言うてるの?」
ため息をつかれながらも、どこかで私はあの大会に違う姿があるので
はないかと今でも感じる。

ここを読んでみれば、大会の裏ではいくつもの葛藤やドラマがあった
と感じられる。

モーリス・スミスの相手となるはずだった船木誠勝が欠場しなければ、
どんなシナリオが描かれていたのか? 藤原の相手があの狂気の
ような目をしたクレン・ザマシン・ベルグであったなら、事はすんなり
運んだのか?
「とは言ってもな・・・あそこでコケられませんで、UWFは」

UWFはプロレスである。
だから致命的な過ちを犯すはずがない。

けれども、本当に当事者が語ることだけが真実なのか?
あの東京ドーム大会を、私はまだ理解できない。
UWFのいくつもの闘いも、わからないことだらけである。
つまりは、私はプロレスというものを未だに解けずにいるということだ。



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