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横浜での再会と、さよなら

 数十年ぶりに試合会場に行った。
わたしは関西に住んでいたから最後にRINGSを会場で見たのも
大阪だと漠然と思っていたが、冷静に考えるとこの横浜だった
気がする。当時は7月の半ばに大阪府立体育館で試合をして、お盆
明けに横浜アリーナで試合を行っていたからだ。ちなみにメインは
クリス・ドールマンVSヴォルク・ハンだった。わたしがどれぐらい
会場に行っていなかったか、これを聞いてピンと来る人もいるだろう。

わたしが重い腰を上げたのは、ヴォルク・ハンの引退試合が行われる
からに他ならない。かねてより関心のあった前田日明が立ち上げた
「THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)」を見る良い機会だとも思った。
試合会場の横浜文化体育館に着くと以前とはすっかり違う雰囲気だったが、
これはアウトサイダーのためで、わたしはプロレスがいっきにショーアップ
に傾いた頃も格闘技がブームだった頃の雰囲気も知らない。そして今の
プロレスに限れば、そう知りたいとは思わない。

話が横道に逸れた。
横浜文化体育館は思っていたよりずっと狭い会場だった。RINGS(リングス)
はこんな小さな会場で活動を休止したのかと思うと、寂しかった。
ハンと船木誠勝の試合は夢ではあったけれども、それは遅すぎる邂逅には違い
なかった。ハンは事実上10年前に引退しているし、船木が今あがっているのは
プロレスのリングだ。ハンが寝技に引き込んでも、船木が立ち技のコンビ
ネーションを見せても、それはいつか見た光景。ハンがこの地で藤原喜明を
相手に見せた最後の試合に近い雰囲気と思えば良い。バーリ・トゥードの
影響を受けた総合格闘技が一般的になった時代なのだ。ハンや船木がかつて
もたらした衝撃は、もうビビットには響かない。

ただ、セレモニーでハンの顔が大写しになった時、すべての邪念は吹き飛んだ。
ありがとう、ハン。来て良かった。思い出におもい切り浸る時間もまた、
大切だ。あの頃には戻れない。わたしも皆も、戻れない。時間とは未来
という一方向へしか流れていかないものなのだ。ただ過去は捨てるべき
もの、古くさいものだという照れも恥じらいも、この日は消えてしまっ
ていた。


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