ヴォルク・ハン問題について

 金原弘光、デビュー20周年記念興行でヴォルク・ハンの来日が取り止め
になったのは、前田日明がストップをかけたからである-------。

こんな噂が流れている。
鈴木みのるとハンの対戦が実現していたらぜひ見たかったから、ハンの来日
中止には大きく肩を落とした。鈴木が「横やり」と表現し、前田がこの大会
に来場しないという点と線は、しかし私の中では直接繋がっていなかった。

「お前はUインターで育った人間なのに、どうしてRINGS(リングス)の選手
なんかを呼ぶんだ」

横やりとはこうしたものであり、金原側が泣く泣く断ったのではないか?
それが私の最初の予想。ハンのインタビューを読んで既に現役ではないハン
側のズケジュール調整がつかなかったのだろうか、という感じもしたが、
キナ臭さは残った。
そこに出てきたのが、
「なんでそんなことするのかなって。その人が信じられなかった」
という金原の言葉であり、前田日明がその張本人であるという噂。

ここではその真偽は問わない。そんな情報など無いからだ。
ただ気持ち的には前田がそんな事をして欲しくないという思いと、
仕方が無いという諦めが交叉する。

もともと前田は金原がハンを呼ぶ事に異論は無い様子だった。
それが急遽心変わりしたならば、何らかの理由があるはずだ。
現役選手としての価値は感じないだろうが、来るべきRINGSの本格始動
の際には選手の供給、あるいは何がしかの戦力と考えているのかもしれない。
あるいは(RINGSの名前をこれ以上勝手に使うな)、もっと大きく
(またおかしな連中が格闘技界をメチャクチャにしようとしている)
と考えたのかもしれない。
前田が
「金原のカネで呼んだ時に、交渉する」
と言っていたように、このレジェンドの来日を虎視眈眈と狙っていた
連中がいるのかもしれず、前田はどこからかその話を聞き予防線を
張ったのかもしれない。

惜しむらくは金銭や体調面などでこれまで幾多の団体で心配りをして
きたという前田が、また大切なフォローを蔑ろにしたという事だ。
「金原、スマン。おかしな連中が動いているようやから、ハンの事は
見合わせてくれ」
そう一言でも断っておけば金原もわだかまりを持たずに、またファンも
不信がらずに済んだものを。
繰り返しになるが、真相はわからない。
けれども仮にストップをかけたのが前田であったならば・・・歴史は繰り返す
と言おうか、それとも必然と言えば良いだろうか。

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